私たちは、お客様からご相談を頂いた
時に心がけていることがあります。
それは、「くわしくお客様のお話
を聞くこと」
です。
接客業のプロの方々が聞いたら
なにをいまさらとお思いでしょうが、
これが結構できていない場合が多いんですよ。
これを怠ると結局は、お互いWin-Winの
楽しいカーライフが完成しないと
私は思っているので、これを心がける
努力をしています。
たぶん、これができない社風の会社さんや
スタッフの方は、この仕事には向いていない
と私は思います。
私たちのお客様の場合、自動車の種類や
使用環境や障害状況などさまざまです。
まずは、とにかくいろんなことを
しゃべってもらわないとお客様が
どのような環境でその自動車をどのような
改造することが最良だと思っているのか?
わかんないですからね。
お医者さんが、患者さんからいろいろ
症状を聞くのと同じですね。
そりゃぁ、時間もかかりますよ。
でもね、これしっかりやることが
お客様との信頼関係を築くことにもなるし、
クレームや修正が格段少なくなるのですよ。
自分たちの製品の特徴やメリットや価格
などを先にペラペラ喋ってしまい、
お客様にしゃべってもらう時間を与えない
なんてことになっちゃいかんですからね。
また、いいことばかりでなくデメリットが
あるようであれば、それもお話するように
しています。
そしてお話を十分聞かせて頂いた上で
改造についてのお話を初めてさせて頂きます。
回転シートの改造のご相談の時は
改造したシートは、ノーマルのシートの
高さよりヒップポイントが約5cmくらい
上がっちゃいますけど大丈夫ですか?
○○さん、身長175㎝位ありましたよね?
とか。
シートの表皮はファブリックと本革が
選べますけど○○さんのノーマルシートは
本革なので本革をチョイスしますか?
とか。
シートが回転するこの位置あたりが、
一番足を通過させるのに狭いですが
○○さん、ひざが曲がらないなどの不自由
さはありませんか?とか。
シートが回転しきった状態で、
ヘッドレストがフロンドガラス近くに
来るようになるので○○さん、
頭を少し左寄りにしてから体を出すように
なる可能性がありますけど大丈夫ですか?
とか。
○○さん、左側に体を傾けると座位保持に
不安があるのであれば、左側だけ
アームレストを取付しておきますか?
とか。
デモカーを使って体感して頂きながら
ひとつひとつお互いに確認していく作業を
しています。
遠回りのようでこの方法が結局、
早道
だと私は思っています。
このお仕事、地道にこころを込めて
1台、1台ってとこでしょうか。
本日は、ご相談の時の心がけていることのお話でした!
では、また明日。
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宜しくお願いします。
しみず あつしでした。
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