私の前職は、コンピューターのシステムエンジニア。
いわゆる、SEってやつでした。
25歳位の時に友人と一緒に起業して、特に金融系のお仕事が多く
銀行や証券会社さんのシステムを手掛けておりました。
ですので、自動車整備士の資格を保有してる訳でもなく営業の
スペシャリストでもありませんでした。
自動車自体は父親の影響もあり、子供の頃からモーターショー
に連れて行ってもらったり、カー雑誌などを見ていた環境から大好きでした。
当時水道屋さんを経営していた父親は、日産党で自家用車は
ハコスカ→ケンメリ→ジャパンとスカイラインを乗り継いでいたように
思います。仕事のトラックも日産だったような・・・
自分は、ミニカー・プラモデルというとシボレーコルベットスティングレー
しか買わないってくらいなぜか、コルベットが好きでした。
あのフロントフェンダーの盛り上がりが、好きだったように思います。
ある日、地元の先輩から起業の相談があり内容を聞いて見ると
「身体障害者の方々が自動車を運転できるようにするための部品を
取付する会社を設立するんだけど手伝ってくれない?」と。
私は、「はぁ?何それ?」カタログ見せられてもさっぱり、ましてや
車いすマークなんてまったく意味がわかりませんでした。
でも、自分の身体のどこかでなんらかのスイッチがONされたんでしょうね。
起業の手続きと総務事務に限定して、お手伝いする予定だったのですが、
このお話を頂いて数日後には起業していたコンピューター会社の自分の権利を
他の人に譲り、コンピューター業界から足を洗う準備をしていた自分がいました。
まぁ、自分の能力的にも限界を感じていたんでしょうね。頭悪いから。
この仕事の勝算など、まったく考えずその会社に移籍しました。
そんなこんなで、この業界にお世話になることなりました。
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